皆さんこんにちは。東京都練馬区を拠点に、電気工事や通信工事、消防設備工事を手掛けている生田電工株式会社です。
電気工事士は社会のインフラを支える重要な仕事です。しかし、ネットなどで電気工事士について調べると「きつい仕事」、「収入が少ない」といったネガティブな噂も目につきます。
実際のところ、電気工事は働きにくい仕事なのでしょうか?
この記事では「電気工事士はやめたほうがいい」と言われがちな理由や、実際の仕事内容や年収などについて紹介していきます。
■電気工事士はやめたほうがいいと言われる理由は?
「電気工事士の仕事はきついのでやめたほうがいい」と言われますが、これはなぜなのでしょうか?まずは考えられる理由についてチェックしていきましょう。
・労働時間が長く、体力的にきついから
電気工事士は屋外で作業することが多いため、体力的なつらさを感じることもあります。
多くの業務には決められた工期があり、その時期までに作業を終わらせなければなりません。作業が多いときや計画に遅れが出ているときには、残業や休日出勤をするなどの対処も必要です。
休日が少ない中で長時間の労働が続いてしまうのは、肉体的にも精神的にもつらいものです。
・下積み時代は年収が低いから
電気工事士の仕事に就いてすぐの時期は、あまり稼げないこともあります。見習いとして働く社員の給与額をかなり低く設定している企業に入社した場合、日々の仕事を頑張っても思ったように稼げないと悩まされるかもしれません。
資格を取ったり経験を積んだりすれば次第に給与額は上がっていきます。しかし、見習い期間には「仕事の大変さと給料の金額が見合っていない」と感じる人もいます。
・資格の勉強が大変だから
電気工事の仕事をするためには、最低でも2級電気工事士の国家資格を取得しておかなければなりません。電気工事士としてキャリアを積むためには、さらに1級電気工事士の資格取得を目指して勉強をする必要があります。
電気工事士の資格試験に合格するためにはたくさんのことを覚えなければなりません。一般的に、1級電気工事士に合格するためには50~100時間ほど勉強したほうがいいといわれます。仕事をしながら資格試験の勉強をするのはかなり大変です。
■「電気工事士はやめたほうがいい」は間違い!就職するメリット
ここまで、電気工事士の仕事のデメリットや噂について検証してきました。しかし実際は電気工事士の仕事はそれほど悪いものではないのです。
電気工事士の仕事には以下のように、いくつものメリットが考えられます。
・平均年収は実は低くない!
電気工事士の収入は低いと言われがちですが、実際はそれほど低いわけではありません。一部のブラックな職場では、就職したての電気工事士の給与額がかなり低く設定されることがあります。しかし、電気工事士は資格職なので、多くの職場では手厚い待遇を用意しているものです。
厚生労働省の『令和3年賃金構造基本統計調査』の調査結果によると、電気工事士の月収は平均で348,000円なのだそうです。また、平均年収は5,112,900円、平均年間賞与は936,900円とかなり高い値となっています。この金額は、ほかの業種と比べても遜色ない、あるいはかなり高いといえるのではないでしょうか。
また、電気工事士の資格保有者に対して資格手当を用意している会社も多いものです。上級の資格を取れば資格手当の金額も増加するため、収入アップが期待できます。
もちろん、資格を取得して経験を積めば、社内でどんどん昇格していくことが可能となります。昇格すればそれに比例して給与額も上がっていくので、積極的にスキルアップを狙いたいものです。
・転職や再就職に有利
電気工事士として資格を取得し経験を積めば、将来的に転職をしたいときに有利になります。また、事情があって休職した場合でも、資格や経験があれば比較的簡単に再就職できます。
電気工事の仕事には一定の需要があり、求人の数も少ないわけではありません。実際に、多くの企業が電気工事の資格を持つ人や経験者を積極的に採用しています。
電気工事士の資格を一度取得しておけば、あとあと就職に困る心配はありません。電気工事士の資格はいわば「食いっぱぐれない資格」なのです。
電気工事に関連する資格には2級電気工事士や1級電気工事士のほか、電気主任技術者や工事担任者、電気工事施工管理技士、電気通信工事施工管理技士などがあります。長期にわたって安定的に働いていきたいとお考えの方は、こういった資格の取得を目指してみましょう。
・将来性も抜群
電気工事の仕事には確かな将来性もあります。人間の生活に電気は必要不可欠なので、その需要もなくならないと考えられるためです。
住宅や公共施設、商業施設の電気に関する工事に加え、最近では5G通信に関連した設備設置や保守点検も増加しています。また電気工事は、都市部の再開発や建設需要とも密接な関係があります。
重要なインフラの1つである電気は、あらゆる場所で必要とされています。ニーズが高い電気工事の仕事を選べば、将来にわたって安定的に働いていくことができます。
■電気工事士に向いている人の特徴は?
人にはそれぞれ向き不向きがあるものです。電気工事士に転職しようかお悩みなら、自身に向いているかどうかを考えてみるのがおすすめです。
電気工事士の仕事は、丁寧にコツコツ仕事ができる人やものづくりが好きな人に適した仕事です。電気工事士の主な仕事は電気の回路や配線を組んでいくことです。細かいことが苦手な方の場合、配線をうまく組むことができず失敗してしまうかもしれません。電気工事ではとくにショートなど大きなトラブルが起きることもあるので、丁寧にコツコツ作業をすることが何よりも大切なのです。
細かい作業を通して1つのものを作り上げることに大きな喜びを感じる方は、電気工事の仕事に向いています。ものづくりを通して達成感を味わえるのが、電気工事士という仕事の大きな魅力です。
■まとめ
「やめたほうがいい」と言われることもある電気工事士の仕事には、意外な良さがたくさんあるものです。特に、資格を取得すれば給与額が上がりやすい点や、将来にわたって食いっぱぐれる心配がない点はかなり魅力的といえるでしょう。
最近では、初心者でもかなり高い給与を設定している会社や、残業時間を少なく設定している会社など、高待遇で電気工事士を募集する求人も増えています。手に職をつけて長く働いていきたい方は、ぜひ電気工事士への転職を検討してみましょう。
生田電工は、幅広い電気工事をワンストップで手掛ける会社です。電気工事のほか、空調工事や消防設備の工事、通信工事などのノウハウもあり、多彩な現場で経験を積んでいただけます。
当社に長年勤めている従業員が豊富なノウハウを元に丁寧な指導を行いますので、未経験の方でも問題なく仕事を覚えられます。
当社では、電気工事関連の資格を取得してスキルアップを目指したい従業員のために、公的資格取得・自己啓発支援制度を導入しています。電気工事関連の資格を取得するための費用は会社が全額負担いたしますので、これから資格を取得しようとお考えの方でも安心して働いていただけます。
また当社ではワークライフバランスの実現のため、残業や休日出勤の縮小に努めています。当社の残業時間は多い月でも5時間以下となっているので、仕事とプライベートを両立しながら働けます。
「きつい職場を避けて、電気工事士として安定的に働きたい」とお考えの方は、お気軽に生田電工までお問い合わせください。